「てびやま」シリーズ完成しました
今年の春先に御前崎港で揚がった近海一本釣り鰹を使った「てびやま」シリーズがやっと完成しました。
近海一本釣り鰹は、主にお刺身やたたきなどの生食用に加工されるため、鰹節用に加工されるのはごくわずかです。今回は、春先に小笠原諸島近海で獲れた鰹を使っています。この鰹は、脂が少なく、鰹節にとても適しているのですが、この春先の時期を逃すと、鰹に脂がのってくるため、お刺身等では美味しいのですが、鰹節には向きません。もちろん、生食用で使うくらいなので、鮮度も質も抜群です。
そんな鰹を使って造りましたので、希少で市場に出回ることのない鰹節です。ご自宅用はもちろん、贈答用などにも最適だと思います。
節の血合いの部分を取り除き、薄く帯状に削った色合いもきれいな「血合い抜きけずり」。血合いを削った節を糸の様に細く削り、ふんわりとした盛り付けに最適な「糸がきけずり」。じっくりと丁寧にカビ付けをし、上品でまろやかな出汁をとれる「鰹枯節けずり」の三種類です。
通常の商品よりも、少し値段が高くなってしまいますが、10月15日のご注文まで、通常500円(税込)を400円(税込)で割引販売をさせていただきますので、この機会にぜひお試しください。